タンブン
   


気質のところでも少しふれましたが、タンブンとはお布施のことを言います。
恵まれたものが、恵まれないものを援助することを当たり前とし、生活に余裕のある人は、進んでお寺にタンブン(お布施)
をします。
しかしながら、私の知っているかぎりでは、タンブンをするのは何も恵まれた人だけではありません。
自分と比べて恵まれているか、恵まれていないかということがタンブンの基準があり、人から見ればどんなに恵まれてい
ない人でも、それ以上に恵まれていない人がいれば、その相手にタンブンしてしまったりします。

       
 これだけ聞いていると、なんて慈悲深い人達なんだ、と思うかもしれませんが、そうとばかりと
 も言い切れません。
 なぜなら、タンブンをする理由は2つあり、1つは上記に上げた理由、もう1つは、恵まれていよ
 うが、恵まれていないが、関係なくお寺や恵まれていない人に対しとにかくタンブンする行為で
 あり、これは、とにかくタンブンすることで徳を積み、積んだ徳は必ず自分に返ってくる、という
  ような少しいやらしい気持ちの混ざったタンブンです。
 しかしながら、後者に関しては、決して裕福でない人達が、ナケナシのお金はたきタンブンして
 しまったりもします。
 
なぜ?と思うかもしれませんが、タイの人々にとってはタンブンとは幸せになる為の、最も
簡単な行為であり、日本のように困った時だけの神頼みではなく、徳を積むということは、
日ごろからの積み重ねである、と考えるその思想からタンブンをします。タンブンをする人
に、金持ちや貧乏といった環境は関係はないようです。
日本のお賽銭とはまったく意味合いが違うような気がします。
以前、私が少し体調を崩し、タイ人の友達に体調が悪く、心もなんとなく淋しい気持ちがす
るよ... と、言ったところ。
それはいけない、タンブンしに行こうと言われました。
タンブンすれば、きっと気分も良くなると言われました。

 
   
うぅーむ...どうなんでしょうか?
ちなみにその際、私が20Bくらいでいいのか?と訪ねたところ、「バカ!」
と言われました。
私はタンブンなどあまり信じない方なので、その時500B差出し、私の分も
タンブンをお願いしました。友人曰く、500Bでまぁまぁと言ったところらしいです。
果たしで私は幸せになれるんでしょうか? 500Bじゃ足りないかな?